冷蔵や冷凍の技術が無い時でも内陸部などで海の魚が食べられていました。
それは魚を傷まないようにする保存方法があったからです。
魚の塩漬けは今でも取られている保存方法の一つで、鮭などはかなり強い塩味をつけた状態で販売されることもあります。
買った後もしばらく保存がきくのがメリットです。
しかし塩分は体にとっては必ずしも良いとは言えず、特に減塩を意識した食事をしている人はいかに塩分を減らすかを考えているかもしれません。
塩分の摂取を控えている人にとって塩鮭は夢の食べ物の一つかもしれません。
そのままの状態だと高濃度の塩分の状態なので、食べられてもほんの少しになるでしょう。
そこで塩鮭の塩分を減らす方法を取るようにしてみましょう。
正月に食べるカズノコなどでも取られる下処理の方法に呼び塩があります。
薄めの塩水を作ってそれに塩分を抜きたい食材を1時間から2時間入れておきます。
浸透圧の影響で塩分が塩分濃度の少ない方にどんどん移動してくれ、塩鮭の塩分を減らすことができます。